2025年6月フラット35金利解説
2025年6月度のフラット35の金利について解説しています。
動画内の記事はこちらから2025年6月 フラット35の金利
今月のフラット35の金利は先月より少々上がりました。
ただ、10年国債との金利差が史上一番少ない結果となり、異常値を更新しています。
毎月変わる『固定金利』は元になる『10年国債』の動きが大きなポイントです。
いったん落ち着いていた10年国債の金利が5月の中旬より上昇してきています。
変動金利はと言うと前回の秋に続き、この春も上昇した結果となっています。
これは変動金利の元になる金利が上がったためです。
ただ、1月24日にあった金融政策決定会合の発表で、変動金利も上がる旨の内容がありました。
それの影響で各金融機関が0.15%~0.25%ほどの上昇となっています。
『固定』『変動』それぞれ指標になっている元の金利が違うので、タイミングが一緒ではありません。
固定は後述する10年国債。
変動は無担保コールレート。※参考:日銀ホームページ
が指標になっています。
無担保コールレートは政策金利と連動する性質を持っています。
10年国債の金利が少し落ち着いたことで固定金利と変動金利の差が少々少なくなってきています。
固定金利・変動金利共に上がり傾向とは言え、歴史的に見ると引き続き低金利の水準が続いていますので、購入時とも言えます。
フラット35の金利のもととなる前月25日時点での「10年国債」の金利も合わせてご覧ください。そうすると、金利の動向が分かってきます。

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