2024年5月フラット35金利解説
2024年5月度のフラット35の金利について解説しています。
動画内の記事はこちらから2024年5月 フラット35の金利
今月の金利は少しだけ上がった結果となりました。
ただ、現状の金利は背景を踏まえると『割安』になっているため注意が必要です。
フラット35を含む長期固定金利の元になる『10年国債』の動きが大きなポイントでした。
最近の金融政策決定会合では金利が上昇する旨の発表がありました。
10年国債の上限目安を設けていたところが、その上限を撤廃するという内容でした。
住宅ローンの固定金利にとってはかなり重要なことでしたが、直ちにの影響が無く、ひと安心です。
しかし、今後どのような動きになるのかはまだまだ分からないので来月以降の金利に注目です。
歴史的に見ると引き続き低金利の水準が続いていますので、購入時とも言えます。
変動金利は特に現状維持の構えで、目先の金利の違いの影響か、変動金利を選択している方が増えているようです。
ただし、変動金利がずっとこのまま低金利かというとそうではなく、元の金利が上がる旨の発表もありました。
『固定』『変動』それぞれ指標になっている元の金利が違うので、タイミングが一緒ではありません。
固定は後述する10年国債。
変動は無担保コールレート。※参考:日銀ホームページ
が指標になっています。
フラット35の金利のもととなる前月25日時点での「10年国債」の金利も合わせてご覧ください。そうすると、金利の動向が分かってきます。
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