2025年2月フラット35金利解説
2025年1月度のフラット35の金利について解説しています。
動画内の記事はこちらから2025年2月 フラット35の金利
今月の金利は先月より微増という結果となっています。
ただ、フラット35史上一番の異常値が出ているので、今後の動向は要チェックです。
フラット35を含む長期固定金利の元になる『10年国債』の動きが大きなポイントです。
1月の中旬から1.2%を超える日も多くなり、2月7日時点では1.3%を超えています。
国債の金利は完全に上昇傾向にあると思います。
変動金利はと言うと10年以上同じ水準だったところから昨年秋に微増となっております。
これは変動金利の元になる金利が上がったためです。
ただ、1月24日にあった金融政策決定会合の発表で、変動金利も上がる旨の内容がありました。
『固定』『変動』それぞれ指標になっている元の金利が違うので、タイミングが一緒ではありません。
固定は後述する10年国債。
変動は無担保コールレート。※参考:日銀ホームページ
が指標になっています。
無担保コールレートの金利は9月に上がりました。これにより変動金利の金利が微増する銀行が出てきました。
これにより、一時的な可能性もありますが固定金利と変動金利の差が少なくなっております。
固定金利・変動金利共に上がり傾向とは言え、歴史的に見ると引き続き低金利の水準が続いていますので、購入時とも言えます。
フラット35の金利のもととなる前月25日時点での「10年国債」の金利も合わせてご覧ください。そうすると、金利の動向が分かってきます。
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