2025年7月フラット35金利解説
2025年7月度のフラット35の金利について解説しています。
動画内の記事はこちらから2025年7月 フラット35の金利
今月のフラット35の金利は先月より少々下がりました。
ただ、10年国債との金利差は先月に引き続いて少ない結果となっているので上がり代はあると見ておいた方が良いかも知れません。
毎月変わる『固定金利』は元になる『10年国債』の動きが大きなポイントです。
1.5%前後だった10年国債の金利が少し落ち着いてきています。
このことを受け大手銀行5行の内、4行が10年固定の金利を少し(0.06%~0.1%)引き下げています。
変動金利はと言うと現状維持の構えです。
昨年の秋と今年の初旬にあった「政策金利」の引き上げのままの状態で来ています。
『固定』『変動』それぞれ指標になっている元の金利が違うので、タイミングが一緒ではありません。
固定は後述する10年国債。
変動は無担保コールレート。※参考:日銀ホームページ
が指標になっています。
無担保コールレートは政策金利と連動する性質を持っています。
10年国債の金利が少し落ち着いたことで固定金利と変動金利の差が少々少なくなってきています。
固定金利・変動金利共に上がり傾向とは言え、歴史的に見ると引き続き低金利の水準が続いていますので、購入時とも言えます。
フラット35の金利のもととなる前月25日時点での「10年国債」の金利も合わせてご覧ください。そうすると、金利の動向が分かってきます。

お問い合わせはこちらから!
お気軽にお問い合わせください。072-764-6799受付時間 10:00-18:00 [ 水曜日除く ]
お問い合わせ