2024年12月フラット35金利解説

2024年12月度のフラット35の金利について解説しています。

動画内の記事はこちらから2024年12月 フラット35の金利

今月は金利が少し上がった月となりました。

11月初旬より金利が上がる傾向が見られたため、心配しておりましたが微増という結果となっています。

次回大きな動きがある可能性があるのは次回の金融政策決定会合(12月19日)なので、そこでどのような発表があるか注目です。

フラット35を含む長期固定金利の元になる『10年国債』の動きが大きなポイントです。

11月初旬より1%を上回る日が続います。

経済の動向いかんで金利上昇する可能性もありますので、より今後の動きに着目していく必要がありそうです。

変動金利はと言うと10年以上同じ水準だったところから微増となっております。

これは変動金利の元になる金利が上がったためです。

全ての銀行が上がったわけでは無いですが、半数以上の金融機関の変動金利が上がりました。

『固定』『変動』それぞれ指標になっている元の金利が違うので、タイミングが一緒ではありません。

固定は後述する10年国債。

変動は無担保コールレート。※参考:日銀ホームページ

が指標になっています。

無担保コールレートの金利は9月に上がりました。これにより変動金利の金利が微増する銀行が出てきました。

これにより、一時的な可能性もありますが固定金利と変動金利の差が少なくなっております。

固定金利・変動金利共に上がり傾向とは言え、歴史的に見ると引き続き低金利の水準が続いていますので、購入時とも言えます。

フラット35の金利のもととなる前月25日時点での「10年国債」の金利も合わせてご覧ください。そうすると、金利の動向が分かってきます。

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