2024年8月フラット35金利解説
2024年8月度のフラット35の金利について解説しています。
動画内の記事はこちらから2024年8月 フラット35の金利
今月も引き続き異常値が出ています。金利はと言うと上がった結果となりました。
ただし、7月末にあった金融政策決定会合の発表は反映されておりません。
フラット35を含む長期固定金利の元になる『10年国債』の動きが大きなポイントです。
ここしばらくの『10年国債』の金利は上昇傾向で、日ごとには多少の増減はあるものの緩やかに上昇していっています。
しかし、その『10年国債』の動きと連動しきっていない最近の『フラット35』の金利。
金利が上がってなくてやったーというのは安直で、今後どのような動きになるのかは分からない状況となっています。
より今後の動きに着目していく必要がありそうです。
最近は上がり傾向とは言え、歴史的に見ると引き続き低金利の水準が続いていますので、購入時とも言えます。
変動金利は引き続き現状維持の構えで、目先の金利の違いの影響か、変動金利を選択している方が増えているようです。
ただし、変動金利がずっとこのまま低金利かというとそうではなく、元の金利が更に上がる旨の発表もありました。
『固定』『変動』それぞれ指標になっている元の金利が違うので、タイミングが一緒ではありません。
固定は後述する10年国債。
変動は無担保コールレート。※参考:日銀ホームページ
が指標になっています。
フラット35の金利のもととなる前月25日時点での「10年国債」の金利も合わせてご覧ください。そうすると、金利の動向が分かってきます。
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