不動産購入時の情報収集とは?

情報収集とは、インターネットを通じて不動産の情報に触れることです。

全国どの地域でも不動産屋は存在し、そのエリアエリアで不動産の販売活動をしています。

その販売中の不動産の情報を調べていくこととなります。

新築戸建・新築マンション・中古戸建・中古マンションなどの不動産の買い方はこの情報収集から始まります。

世の中にはたくさんの不動産があり、不動産会社があります。

また、不動産の集客の主流はインターネットになってきています。

それにともない、得られる情報量も多くなってきています。
まずはインターネットで調べて、どのような物件、会社があるのか調べてみましょう。

すぐに物件を見たい気持ちを抑えて、まず情報収集をしましょう。

不動産会社の種類を知る

まずはあなたがマイホームを欲しいエリアについて情報収集をしていきます。

情報収集をするにあたって、まず知ってほしいことがあります。

それは「不動産会社」の種類です。

世の中には様々な不動産会社があります。
それぞれの不動産会社の特徴を知りましょう。

各々の会社の特徴と、売りたいものがあると知ると、この後のマイホーム探しがスムーズになります。

いろいろな不動産会社

新築建売会社
自社の所有の新築や分譲地などを販売している会社。
自社の新築を売る目的なので、販売中のものを買わないひとはお客さんではない。

・新築マンション会社
自社の所有している新築マンションや、そのマンションの販売を代理(代わりに販売)している会社。
現地販売などで販売中のマンションを買わないひとはお客さんではない。

・大手仲介会社
自社で販売の依頼を受けている仲介物件をメインに売ろうとしている会社。
優先的に依頼を受けている物件を売ろうとしているので、それ以外の物件の紹介はおざなりになりがち。

・地場売買仲介会社
あなたが住んでいる街にある不動産会社。
大手より集客が少ないので、頑張って営業をする傾向にある。
人員の変動が多く、担当がすぐに変わりがち。

それぞれの不動産会社の特徴を知り、最初からは難しいかも知れませんが、あなた自身が判断できる目を養っていきましょう。

では、そのような情報をどこで情報収集をすれば良いかお伝えしていきます。

不動産情報の収集場所を知る

不動産情報はどのようにすれば収集できるでしょうか。

答えは広告です。

不動産業者は土地や戸建、マンションを購入し、再販売していたり、販売の依頼を受けた物件を広告し、購入する買主さんを探します。

ここでは不動産会社が広告に使う主な媒体を3つお伝えします。

  • インターネット
  • 紙媒体
  • 現地看板やのぼり

この3種類をご説明します。

インターネット

情報収集するにあたってまずはインターネットを利用していきましょう。

今の不動産会社は、インターネットの「ポータルサイト」で集客することが主流だからです。

よく不動産会社に利用されている「ポータルサイト」のTOP4が以下のサイトです。

  • SUUMO(スーモ)
  • athome(アットホーム)
  • home’s(ホームズ)
  • Yahoo不動産(ヤフーふどうさん)

ひとつひとつのポータルサイトを調べていくことはすごく時間がかかることかと思います。

そこで、便利なサイトをご紹介します。

その名も、、、

nifty不動産(ニフティふどうさん)

このサイトはとても便利で、ポータルサイトのまとめサイトといった感じです。

上であげたTOP4のポータサイトを全て網羅していることに加えて、他の追随しているサイトもカバーしています。

非常に便利なサイトなので、物件を探す場合はぜひ使ってみてください。

紙媒体

インターネット以外の情報収集として他はというと、、、
いまだにチラシもあなどれません。

なんと言っても近場の不動産情報が手に入るからです。

チラシも様々な種類があります。

  • 新聞折込チラシ
  • 地域誌(ぱどなど)
  • ポスティング

インターネットではなく、紙媒体を得意としている不動産会社もまだまだあり、情報が発信されています。

ここからでしか得られない情報もあるので、今住んでいる家に入ってくるチラシや、新聞を取っていましたら折り込み広告をみてみましょう。
(新聞の購読率は場所によっては40%を切っているようです。実は僕も取っていません)

現地

現地とは売っている不動産の正にその場所です。

「販売中」や「分譲中」などのノボリが立っていたり、「売物件」などの看板が掲げられていたりします。

インターネットや広告で発見できていない物件が、買い物帰りなどの、ふとした拍子で発見できることもあります。

なんと言っても、場所がすぐに特定できることが利点で、街並みや雰囲気もすぐに分かります。

僕も営業の頃は、いろんな道を通り、現地で物件情報を得るために無駄に遠回りをして目的地に向かっていました。

日頃、インターネットやチラシをくまなくチェックしていたのですが、意外に新しい情報が得られていました。

気になる街があったら普段通らない道を通ってみても面白いかも知れません。

まとめ

不動産は1点もので、これといった絶対的な基準がありません。

だからこそ買い方が難しく、少しクローズな業界の印象もあるのが事実かと思います。

より良い不動産購入のためには、ご自身の目を養うことが重要だと思います。

まずは不動産会社の特徴を知ると、何をその会社が売りたいのかが見えてきますので、会社の分析、そして情報を収集していくとより良い買い物ができるのではないでしょうか?

また、目を養うことを提案してくれる不動産会社がいい会社だと僕は思っています。

よくわからないまま『買わされて』。これが悲惨な買い物になる元です。

不動産を買う前にまずは情報収集。これを覚えていただければ、と思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。