2025年3月フラット35金利解説
2025年4月度のフラット35の金利について解説しています。
動画内の記事はこちらから2025年4月 フラット35の金利
今月の金利は先月と同じ金利の結果となっています。
ただ、ここ3か月は特にフラット35史上一番の異常値が先月に引き続き出ているので、今後の動向は要チェックです。
フラット35を含む長期固定金利の元になる『10年国債』の動きが大きなポイントです。
2月の中旬から1.4%を超える日も多くなり、それ以降は1.5%前後で推移しています。
このことはニュースなどでも取り上げられていたので見知った方も多いのではないでしょうか。
変動金利はと言うと前回の秋に続き、この春も上昇した結果となっています。
これは変動金利の元になる金利が上がったためです。
ただ、1月24日にあった金融政策決定会合の発表で、変動金利も上がる旨の内容がありました。
それの影響で各金融機関が0.15%～0.25%ほどの上昇となっています。
『固定』『変動』それぞれ指標になっている元の金利が違うので、タイミングが一緒ではありません。
固定は後述する10年国債。
変動は無担保コールレート。※参考：日銀ホームページ
が指標になっています。
無担保コールレートは政策金利と連動する性質を持っています。
変動金利と固定金利共にもとになる金利が上がっておりますので、両方とも上がり傾向であると言えます。
固定金利・変動金利共に上がり傾向とは言え、歴史的に見ると引き続き低金利の水準が続いていますので、購入時とも言えます。
フラット35の金利のもととなる前月25日時点での「10年国債」の金利も合わせてご覧ください。そうすると、金利の動向が分かってきます。
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