2023年12月フラット35金利解説
2023年12月度のフラット35の金利について解説しています。
動画内の記事はこちらから2023年12月 フラット35の金利
先月までは金利が上がり傾向でしたが、少々落ち着きました。
フラット35を含む長期固定金利の元になる『10年国債』の動きが大きなポイントでした。
10月末にあった金融政策決定会合で今後の長期固定の住宅ローンが上がる方向性の発表がありました。
7月末にあった前回発表よりも金利の上昇を促すような内容となっています。
先月末から月中にかけて金利は上昇傾向でしたが、月末には少し落ち着いた動きとなりました。
発表があってから右肩上がりに上がり続けなくて良かったです。
歴史的に見ると引き続き低金利の水準が続いていますので、購入時とも言えます。
変動金利は特に現状維持の構えで、目先の金利の違いの影響か、変動金利を選択している方が増えているようです。
これは『固定』『変動』それぞれ指標になっている元の金利が違うためです。
固定は後述する10年国債。
変動は無担保コールレート。※参考:日銀ホームページ
が指標になっています。
フラット35の金利のもととなる前月25日時点での「10年国債」の金利も合わせてご覧ください。そうすると、金利の動向が分かってきます。
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