自己紹介
大西 亮暢
宅建取引士
プロフィール
・宝塚市中山五月台出身 宝塚市在住
・1986年3月15日生まれ
・小学生の息子が2人の4人家族
・体育大学出身(野球部)のオタク脳
はじめまして!ProFitの大西 亮暢です!
僕は生まれも育ちも宝塚市で、今は宝塚市にある中山寺の近くの一戸建に奥さん、子供2人の4人家族で住んでいます。
そんな僕を知ってもらいたくて、簡単な自己紹介をさせていただきます。
何をやっている人かというと
・不動産の売買仲介業務
・不動産会社の立ち上げ支援
・不動産会社への継続支援
と、不動産畑に10年と少し関わっている宅建取引士です。
ただの不動産仲介営業とは違う、ちょっと変わった経歴を持っているので、よく分からないところがあるとは思いますが、この自己紹介の記事で僕のことを少しでも分かっていただければなぁ、と考えています。
不動産業界に入る
滋賀の体育大学を卒業した10年と少し前、ある京都の不動産会社に就職しました。
その会社はフランチャイズの本部を運営していて、フランチャイズに加盟したお店への指導員(SV:スーパーバイザー)を募集しているとのことでした。
そもそもSVなんて言葉を聞いたことが無かったですし、フランチャイズなんて大学時代にバイトをしていたコンビニのサークルK(もうありませんね)くらいしか知りませんでした。
この会社は、直営店という自社で運営する店舗も持っていて、そこで営業として得た経験などをSVが加盟店に伝えるという方式を取っていました。
僕は「人に有益なことを伝える」ということが楽しいことは、小学校から大学生までやっていた野球を通して感じていました。
(主にバッティングを教えることが得意でした。)
ただ、僕自身不器用で「自分の中で深く理解できたことしか人に伝えられない」と思っていたので、自分自身で営業として体験したことを加盟店に伝えられる、この会社のSVという仕事は魅力的だと思いました。
そして入社し、『不動産業界』の門を叩くことになりました。
ここから激動の20代を過ごすことになります、、、
不動産の仲介営業に
超絶ブラック!
今の世の中だったらそう言われているでしょう。
朝の7時半に出社して日付をまたぎながらチラシを配ることは当たり前の日々を過ごしていました。
体育大学出身体力がある僕でもフラフラになり、
休日は起きたら夕方、、、
という生活を続けていました。
それこそ自炊する時間もなく、365日中、364日を外食やコンビニですましていました。
家にはフライパンや鍋が無かったです。(笑)
四六時中働き、仕事をしている時間の密度が恐ろしく濃かったので、凄く多くの経験をさせてもらいました。
しかし、不動産の知識はというと、、、
今思うと大学生に毛が生えた程度だったなぁ、
とお粗末な対応で思い出して申し訳なく思うお客さんもいます。
それは当然なことかも知れません。
大学を卒業してたった数ヶ月の人間が、お客さんの一生を左右するかも知れない大事な不動産の売買のお手伝いをするのですから、、、
(あの時のお客さん、ゴメンなさい、、、)
悲しい気づき(不動産業界への)
仕事自体も凄くハードだったのですが、精神的にハードだったのは「ノルマ」です。
その会社では、ひと月あたりで売上を一定以上、上げなければ給料がすごく少なくなる「歩合制」のシステムをとっていました。
この「ノルマ」が体育大学を卒業したての入社1年未満の人間に与えられるのです。
まだまだ僕自身、実力のなかった1年と半年までは売上が中々上がらず、非常に少ない給料で生活をしていました。
恥ずかしい話ですが、携帯の料金や車(営業車)のローンなどはひと月分、どうしても払えず、延滞してしまった経験もあります。
僕の場合は本当に運がよく、本当に苦しくなったその月に、たまたま多くの契約があって給料が上がりました。
そのまま契約が取れない状態が続いていたら、と思うとゾッとします。
それくらい厳しい給料体系でした。
事実、この給与体系に耐えれず、やむ負えなく離職する人も多かったです。
中でもある店舗に配属された時には1年間で13人の人が入社しては辞めていきました。
毎月のように同僚が変わっていくのを目にして、非常に寂しい思いをしたことを思い出します。
これは後で気づいたことですが、他の不動産会社も似たように「歩合」の割合が高い給与形態を取っている会社も多いようです。
不動産会社の経営者にとって、この「歩合制」は非常に効率がよく、売上の少ない時には給料の支払いは少なくて良いのです。
このことが不動産業界にとって良くない流れを作っているように思います。
なぜなら、お客さんのことを考えず目の前の売上を上げ続ける営業だけが生き残り、より売上を上げる人間が出世をしていく。
という構図が成り立ちます。
商売なので、もちろん利益は必要ですが、必要以上に利益至上主義になる環境が整ってしまっているのです。
お客さんにとって良いことでも、それが営業にとって、会社にとって利益にならないことであれば、隠したり違う方へ誘導してより自分たちにとって利益がある方へ持っていく。
そのような環境が整ってしまっているのです。
その環境こそが「不動産業界」のダーティなイメージに大きく影響を及ぼしているのではないでしょうか。
僕自身、利益至上主義の考え方に違和感を覚えていました。
自分の利益のためにお客さんを食い物にする。
お客さんの思いや事情を考えずに自分都合を優先する。
そんな考え方が気持ち悪かったのです。
しかし、まわりにはお金が好きな社員も多く、事実そのような社員の方が売上げを上げていました。
自分もそうならないと売上が上がらないのか、と悩んでいたのですが、心から「お金・お金・お金」という考えになれず、お客さんにとっていいコトを追求しようと決めました。
スーパーバイザー(SV)に
お客さんにとっていいコトを追求しよう、という考えが良かったのか、ありがたいことに多くのお客さんのお家の売り買いのお手伝いし、多くの経験をさせていただきました。
お客さんにとって売り方・買い方を追求していった結果、グループで500人以上いる営業の中で2位になることもできました。
(1位じゃないところが僕らしいと思っています 笑)
仲介営業としての経験を生かして兼ねてから希望していたスーパーバイザー(SV)になり、西日本を中心に様々な地域で不動産会社に対して指導をさせてもらっていました。
西日本では長崎県以外は全ての県を回っていましたので、都会から田舎までといった感覚です。
それこそ何十万円で土地が買える地域から、新築を買うのに1億円以上必要なところまでです。
そこで気付いたのは「売れない不動産はない」ということでした。
こんなことを言うと、「押し売り?」「強引な営業?」「凄い営業トーク?」などと思われてしまいそうです。
(ドラマで「家を売る女」で北川景子が言っていたような、、、)
言いたいことはそのようなことではなくて、不動産の相場というのは需要と供給で成り立っていて欲しい人が見つかる金額まで価格が下がってくると、不動産は売れる、という事実です。
ただ、例外はあります。
持っているだけでお金が出ていき、活用の道がない凄く田舎の山などです。
つまり街中など、人が多い場所ですと住む・貸す・利用する。
など様々な活用方法が見出せるのでプラスの価値があるということです。
その価値を見いだして、本当に欲しい人にその価値を届けるのが「不動産仲介」だと感じました。
それに気づくと利益至上主義で動き、売りたくない金額でお客さんに売却をさせたり、売却価値をねじ曲げて強引に売るトークや、不動産営業が売りたいものを売るトークなど、不動産会社・営業都合の考え方は世の中にとって良くないと強く思いました。
今後、嫌な思いをして不動産を売買して欲しくない
今後、嫌な思いをして不動産を売買して欲しくない
その後も、今に至るまで不動産に関わる仕事をずっと続けています。
不動産仲介営業として、SVとして直接関わってきたお客さん、営業の人数は1,000人を軽く超えています。
中々世の中にはこの様な経験をしてきた人はいないのではないかと自分で思っています。
売って手放してしまったり、買ってしまってからでは取り返しのつかないのが、不動産の売買です。
その方法やタイミング次第では何百万円というお金が手元に残る可能性もあります。
逆に損することもあるのです。
また、本当に
「気持ちの良い売却ができた。」
「気持ちの良い買い物ができた。」
となった方が良いに決まっています。
様々な不動産売買を自身で経験したり、西日本各地で不動産会社を指導してきた立場で得た数多くの経験を自分だけのものにしておくことはもったいない、と思っています。
ごく身の回りの人たちからは相談を受けてお答えしているのですが、実に多くの人が不動産に関する悩みを抱えていると感じています。
その悩みに少しでも多く、僕の知識をもって応えたい。
良い不動産の売買には「正確な情報」を「的確」に知る必要があると考えています。
住まいのProが、あなたにFitするご提案をする。
そんな思いで頑張っています。
僕、人に有益なことを伝えるのが非常に気持ちがよく、それが世の中のため人のになると、この上ない幸せを感じます。
このHPを通して少しでも不動産の売買・活用に関して役立ってもらえれば、僕は嬉しいです。
株式会社プロフィット 大西 亮暢